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2020-12-30 (Wed)
「UTAUTAU」は「歌声合成ツールUTAU」に関しての記事を書くブログです。
UTAUについての詳細はこちらの記事をお読みください。
諸連絡のある方はこの記事のコメントにどうぞ。
(生存確認も兼ねているので、別ジャンルの記事が混ざることがあります)

カテゴリ
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2018-08-16 (Thu)
赤ブーの搬出方法が大きく変わるとのことなので、自分用に覚え書きメモ。
(備忘:今後変わるかもしれないので、あくまで8/16時点の覚え書き。)

赤ブーブー社 2018年7月10日発表
宅急便・搬入搬出について
https://www.akaboo.jp/neo/event/p3000.html

2018年8月19日開催のSUPER関西24(インテックス大阪)以降、
イベント会場からの以下の3つ(5つ)の方法に限定される。

1.宅急便b2セルフ出荷
2.Hakobook
3.ウエストウィング
4.(個人的にはやりたくない)近隣のコンビニ等に持ち込んで搬出
5.手荷物で持って帰る(無理はいけない)


会場→自宅の簡易価格比較
種類宅急便b2セルフ出荷Hakobookウエストウィング※1
普通・Lサイズ券:
B4ケース(三方100cm以下)
10kgまで
本州1,470~1,800円
北海道2,230円
沖縄2,880円
三方100cm以下
30kgまで
全国一律1,500円
三方100cm以下※2
重量制限不明
2,000円
(※1では全国一律?)
普通以上・LLサイズ券:
三方140cm以下
20kgまで
本州1,800~2,100円
北海道2,500円
沖縄2,700円
三方100cm超~170cm以内
30kgまで
20cm超過毎に
500円ずつ加算
三方100cm超
(上限不明)
重量制限不明
4,000円
スーツケース・大型スーツケース券:
三方160cm以下
25kgまで
本州2,000~2,300円
北海道3,500円
沖縄4,000円
微妙
(ワレモノかも?)
不可(Q&Aより)
申し込みサイトで事前購入
※3
当日受付現金払い
※4
申込書を13時までに受取
14時までに受付持込
受付で料金支払
※5
※1 8/19インテックス大阪以外の対応は未定
※2 箱に改造が加えられている場合は大箱料金(Q&Aより)
※3 会場→会場は知らん
※4 会場→会場は別方法
※5 会場→会場および会場→書店は別方法


1.宅急便b2セルフ出荷(https://www.akaboo.jp/neo/event/p3000.html#b2open)

事前に宅配便利用券を買って搬出する方法。
おそらく最も推奨されている?
サークル参加者だけでなく、一般参加者も購入できるらしい。
b2-onlineカードがないと手数料高いしクレカ以外不可だし取扱クレカ少ないつらい。
事前(イベント前週の土~木)に重さとサイズと個数予測して購入しないといけないの厳しい。
あと三方100cm以内でも10kgギリ超えるのよくあるから現場に計りを設置してほしい。
(段ボールは無料配布してくれるもよう)

《購入方法》
下記URL参照

【超便利】搬出に便利な赤ブーb2onlineセルフ宅急便の利用方法を紹介!
(利用券申込み~イベント当日の使い方)
 https://www.himari.site/dojin-note-4/
b2onlineセルフ宅急便の利用券かんたん申込み方法
 https://www.himari.site/self-takkyubin-order/
b2-online よくある質問 : 各種購入
 https://control.b2-online.jp/order/faq.htm

※上記に書いていない備忘
・送り先が異なるもの(書店と自宅など)は一度に購入できないため、送り先一カ所ごとに手数料648円が発生
・「各種購入」ページは最下部の「ご注文はこちら」をクリック(探した)
・購入者情報の入力で「当日参加ホール」の欄が必須だけど、
 一般参加者はどういう基準で選択すればよいのか謎。
 ここで選択したホールの受付で宅配便利用券受取・同集荷スペースに置く感じ?

《使用しなかった宅配便利用券の払い戻し》
b2-online よくある質問 : 各種購入
 https://control.b2-online.jp/order/faq.htm

※気になるところピックアップ
・未使用伝票は、当日閉会時間までに、参加ホールの伝票お渡し所(案内所)に返却できる
 当日の開会時間外は返却できない。
・未使用伝票について、他のイベントでの再利用はできない
・宅配便利用券1枚につき100円の手数料を差し引いた額を返金
・当日欠席等の引き取り手のない伝票は、返却伝票同様に減額対応の対象になる
(例:決済料金から1枚100円の手数料+オンライン手数料648円を差し引いた金額のご請求
 とあるけれど、直接引き取りでないと再度オンライン手数料がかかる……のか)


2.Hakobook(https://hakobook.com/takuhaibin)

・事前申し込み不要
・現金払いできる(会場では現金払いのみ。マイページで事前に払っておけば時短できるんだろうか?)
・全国一律料金(1,500円~)
・30kgまで可
・会員登録不要(Hakobookで荷物を保管したい場合は必要)
正直これが支持される気がする。
ただし受付場所の設置数が少ないので、めちゃめちゃ混む気もする。
スーツケースは事前に聞いておいたほうが安全な気がする。


3.ウエストウイング(https://www.west-wing.net/ww.html)

8/19インテックス大阪は特別対応として自宅・書店行きシャトル便の申し込みが可能。
今後やってくれるかは不明。
当日申込書をもらう・荷物を置きに行く時間が定められているので、
時間に遅れないよう注意が必要。
また、会場→自宅、会場→書店の申し込み方法がそれぞれ異なるのも注意。
つぎはぎっぽい段ボールは100cm以内でも倍料金になるのが怖い。
https://www.west-wing.net/shuttle0819.html


4.(個人的にはやりたくない)近隣のコンビニ等に持ち込んで搬出

1~3で搬出できなかった場合この方法しかないだろうけど、
同人イベント時に近隣のコンビニ等に持ち込んで搬出が続出すると
迷惑になりかねないので、あくまで最後の手段で最悪の場合……。
(最悪近隣コンビニ等から苦情が出でイベント運営に支障が出かねない)

初心者時代に送り状も用意しておらずコンビニレジでもたもた搬出した黒歴史を
記憶から抹消したい。
この手に頼るならせめて送り状と梱包を完璧にしてスムーズにしよう私!!(血涙)


5.手荷物で持って帰る

無理はすべきでないけど、一番確実で手っ取り早い手搬入最強説。
無理はすべきでない(自戒)。
手荷物を少しでも減らすために、SNS等では以下の意見が見られたのでメモ。

・搬入量を最低限にしぼる
・差し入れ文化をやめるか、差し入れはかさばらないものにする
(うれしさとコンパクトさでいうと
 「感想のお手紙が最もコンパクトかつうれしいので最強なのではないか」
 という意見も見られたので、覚えておこうと思いました。)

これにより今まで以上に差し入れに気を配ったり、
搬入量減少による買い物戦線が激化することになるかも。
私は……戦いに……勝ちたい。(切実)


8/19のイベントレポ見てまた考えたい。
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2017-04-19 (Wed)
2017年4月15日(土)、カラオケまねきねこ 神田南口店にて、UTAU持ち込みカラオケオフ行ってきました!

【東京神田】動画持ち込みカラオケでUTAU曲歌うしかなくない?【4月15日(土)】
http://twipla.jp/events/248136

ツイプラの前回オフ会参加記録が2015年9月で止まっているので、実に1年半ぶりのオフ会参加ということになります。
(ちなみに2015年9月に参加したオフ会は、昼間から新潟まで日本酒を飲んだくれに行く会でした。おいしかったです。)
COoDSDFVEAAH5eY.jpg
今回「こんなのがありますよ! どうですか!」と参加する機会を作ってくださったSHINTAさんにまことに感謝!
大枠と参加者個々にコメントしたオフレポはSHINTAさんが書いてくださっているので、私は持ちカラに触れて「すげえ!!!」と思ったことをつらつらメモっていきます。



持ち込みカラオケということで、まずはニコニコの「UTAUカラオケDB」「ボカロカラオケDB」タグから歌いたい曲を探すか、なければニコカラメーカーで作ってもいいですよ、とのお達し。
ニコカラメーカーを使う時間がなかったため(無念……)、今回はすべて先人の財産をお借りしました。感謝。
(主催のうどんさんがめっちゃニコカラ作ってきていて脱帽)

この時点の私は「経験上歌いきれるのは5つくらい、多めに6つ選んでおけば十二分」とか考えていました。
(のんびり曲を選んでしまうので、リクエストしたあと順番が来るまで空白が長いんです。その間、ほかの人の歌をじっくり聞くのが楽しみの一つであるわけですが。)
なので、曲の事前申請時に、SHINTAさんから「倍くらいあってもいいですよ?」と言われたときも、「まったまた~」とか考えてました。

折り返しくらいでストック切れました!!!。゚(゚^∀^゚)σ。゚(言わんこっちゃない)

私の見積もりが甘かったと言われればそれまでなんですが、しかし!!!
今回は「あまり歌ってないやつに率先して順番を回す」という気遣いの塊のようなスーパーハイスペックウーマンが存在したのですよ!
その名もゆかり」ちゃんです!!!

ゆかりちゃんは、今回のカラオケを支えてくださったお一人である、ゆーふうりんさんが開発された、スマホ・タブレット等で使える持ちカラ特化のデンモク的ツールです。
このツールを使って曲をリクエストすると、同時にリクエストが来たとしても独自のうんぬんかんぬん(※なんか格好良い用語を代入してください)が働いて順番を調整してくれるという優れもの。
もたもたリクエストした自分の曲も、「あんま歌ってなかったでしょ、ほら次行きなさい!」と順番調整してくれる素晴らしさ!
自分のタブレットで動かしているので、一人一ゆかりちゃんがついており、「デンモクが遠い……入れなくていっか……」というものぐさとも無縁なわけです。(ものぐさにもほどがある)(ブラウザ上のツールなので、大人数になるとゆかりちゃん独占できないかもしれない)

ゆかりちゃんができるのは曲のリクエストだけじゃないので、ここからゆかりちゃんの話します。
持ちカラ特化の彼女は、動画と音声の再生タイミングを変更することもできるんです。
たとえば、音にあわせて同時に歌詞が出てくる普通の動画を使おうとすると、歌詞を見てから歌い出すので、音に対し歌が遅れがちになります。
ゆかり2

そこでゆかりちゃんは「音のタイミングだけを後ろにずらす」ことができるので、歌詞を見てから音に合わせてズムーズに歌い出すことができます
ゆかり1
すごいよゆかりちゃん!!!!
色んな動画でカラオケができる、持ちカラ支援ツールとしても超有能なフレンズです。
こちらの機能は参加者の九さんが特に使いこなしていました。九さんすげー!

なお、私がめちゃくちゃ満喫していたのは、ゆかりちゃんから画面にコメントが流せる機能です。
ニコニコのコメントみたいに(ニコニコに比べるとゆったりな速度で)カラオケ画面にコメントが流せます。
\なんかすごい技術!!/
楽しくてついつい、\かわいい/\みこぺろ/\空の軌跡、PSストアで無料体験版配信中/などのコメントを隙あらば連打してました。(邪魔)
汐日さんのめっちゃ可愛いミコへのみこぺろは九さんに阻止されました。
(一応弁明いたしますと、カラオケで待機する経験が多かったので、歌ってない間も歌に参加できるというのが嬉しくて楽しくて仕方なかったんです。
ニコニコ慣れしてるUTAUユーザーにはきっと楽しめる機能だ!)

あと、今回持ちカラを満喫するにあたってものすごくありがたかったのが、SHINTAさんからの「歌に自信がないときはオンボーカルもいいですよ」とのアドバイスです。
カラオケ=オフボーカルという意識がこびりついていたので、最初はオフボーカルを揃えていたんですが、知らずに臨んでいたら光源アイテムを持たず洞窟に飛びこむ冒険者のごとく返り討ちにあっていたことでしょう。
カラオケ中うっかりオフボを再生してしまい「リズムわかんねー!」「歌い出しどこー!」と阿鼻叫喚していたところ、すかさずSHINTAさんがオンボに切り替えてくださった場面もありました・゚・(つД`)・゚・
(それでもなお歌えなくてランドルトさんに全面的に助けていただいた曲もありました! 超ありがとうございます!!)
結論:オンボーカルは偉大

しかも、オンボなら好きな音源や自音源との夢のデュエットも実現できるという塩梅です。
次は絶対穂歌サラのカラオケ持っていくぞと決意しつつ、私サラの声聞くのに必死すぎて歌わないどころか「サラが歌ってる! 静かにして!!!」とか言い出しかねないという説も浮上しています。
カラオケ配信曲といえばオフボが一般的ですが、ありとあらゆる楽曲でオンボを楽しめるのは持ちカラならでは!
結論:オンボーカルはいいぞ



こんな感じで持ちカラを堪能しまくった百兎氏ですが、ほかの参加者の楽しみ方と違う部分もあっただろうな~ということをあとから考えました。
ほかのUTAU参加者に比べ、圧倒的にカラオケ不慣れすぎる:(´◦ω◦`):
リズム感がなく音程も分からず持ち歌も少ない(テレビもアニメも見ないので新しい曲を覚えねえw)ため、歌うことは好きだけど得意ではなかったんですが、

・ゆかりちゃんが歌ってない人を加味して順番組んでくれる
・オンボーカルでリズムと音程を補佐してもらえる
・カラオケ未配信曲を歌えることで持ち歌が増える


というブーストを得て、「私でもちゃんと歌えた!!」という体験ができたんじゃないかと思うわけです。

もちろんカラオケ上級者も楽しめる魅力がたくさんあって、他の方々は「原音のオケで歌える!」「自分でニコカラを作ってなんでも持ち込める!!」と、新しい世界を謳歌していました。
(その横で、補助輪をつけてもらって「すごい!! 自転車こげた!!!」というところに感動してたのが私です(笑))
カラオケ熟練者から不慣れな人間まで、みんなが楽しめる持ちカラの間口の広さですよ!(セルフフォロー)

(もちろん、UTAUでの持ちカラ企画を立ててニコカラの楽しさを率先して見せてくれたうどんさん、開催にあたり技術面を全面的に引き受けてくださったSHINTAさん、開発者自ら頼もしいバックアップをしてくださったゆーふうりんさん、ノウハウやお気遣いで隅々までサポートしてくださった成田さん、皆様の尽力もあったおかげです。)

実は7年前くらい(たぶん)にもUTAU持ちカラオフがあり、私はそちらの方にもひっそり参加していました。
そのときは、メロディラインがノーヒントだったりする原曲オフボがどれだけ難しいのか理解しておらず、「何度も聞いている曲だから歌えるだろう」と安易な気持ちで挑み、
一曲もまともに歌えなかったという惨敗ぶりでしたorz
(当時せっかく「こんな面白いこともできるよ」と知識や機材を提供してくださった主催さんに面目ない……。)
今回、支援ツールやアドバイスにより「自分でちゃんと歌えた」というのは、7年越しの感動体験だったわけです。
閑話休題。

とにかく声を大にして主張したいのは、UTAU持ちカラは色んな人が楽しめるから、「面白そう!」と思ったらどんどん飛びこもうぜ!!! ということです!
私もまだ補助輪つけて走り出したところなので、次回はうどんさんみたいにニコカラ作ってさらに謳歌するぞ! というのが目標の一つです。
第二回、第三回と、さらにUTAU持ちカラが盛り上がっていくことを願って!

2008年にUTAU始めてすでに9年目、ここに来て新たな感動と出会えるとは思ってもみませんでした。
主催の方だけでなく参加者もそうそうたる面子で、UTAU最前線を現在進行形で走っていらっしゃるランドルトさん、動画・作詞作曲・イラストを手掛け素晴らしい作品をいくつも発表されている汐日さん、ライブでボーカルをつとめる行動力と実力を持つ九さんと、パンピーの私は心のペンライトを振りまくって超エンジョイさせていただきました!
参加された全員に感謝!
| UTAU | COM(0) | TB(0) |
2015-10-01 (Thu)
2015年10月3日(土)開催「君とUTAU日々」にキリカさん神田さんと合同で参加します!

ND×男声系UTAU式 配置:C23

男声系で頒布していためがねふきを引き続き持っていきますが、
私個人の頒布物は以下の通りです。

・シュシュ大…800円
穂歌ソラ・サラ、揺歌サユ・サイ、月代はくぽ 3種
(柄を印刷所に出したシュシュって同人グッズではあまり見かけないため価格設定に困ったのですが、
公式グッズを見ていると同じサイズで1kのものが多かったので、この設定です。)

・缶バッジマグネット(4×4cm)…300円
穂歌ソラ・サラ、揺歌サユ・サイ、月代はくぽ 3種

実物写真はこんな感じです。
COYmxqxU8AAjLZs.jpg

COi5dYrVAAAvohf.jpg

シュシュとマグネットのデザインなんですが、シュシュは色と雰囲気で汲み取ってください。

身内の入院等があって当初予定していたものが出せなくなってしまったのですが、
精神的に何も手につかない状況下でどんなものなら作れるか検討した結果、
とりあえず私の趣味に突っ走った音源チョイスになりました。
海歌と轟は上手くデザインまとまらなかったので欠席です…^^;
| 未分類 | COM(0) | TB(0) |
2015-03-11 (Wed)
ツイッターの60分一本勝負のやつです。
https://twitter.com/one_utau/status/575619723611652096
御蔵イルイリの誕生日と聞いて即興ネタ。
おめでとう!!!


君に贈る一番の

 背の高い生垣を軽々と飛び越えてくる、小柄な影。長い銀色の髪がふわりと宙を泳いだ。
 上から襲来したその影に腰を抜かしそうになりながら、持っていた本をしっかりと胸に押し付け、コヨーテは何とか転ばずに道の端に避けることに成功した。警戒した耳と尻尾が毛羽立つ。
 スタッと軽快に着地したのは、銀色の長髪のひと房を三つ編みに編み込んだ女の子だった。赤いスカートをしっかりと押さえ、大事なところはきちんとガードしている。さりげなく大した運動神経である。
 見知ったその人物に、コヨーテの尾から余計な力が抜けていく。尾をゆらゆらと揺らしながら、コヨーテは「イリちゃん?」と尋ねた。
 少女がはっと顔を上げて、綺麗なルビー色の目がコヨーテを見る。
「こ、コヨーテちゃん! ごめんね、気が付かなかった! ぶつからなかった?」
「大丈夫だったから気にしないで。イリちゃんはどこかへ急いでるの? そんなところから飛び出してくるだなんて……それとも迷子? 入り口なら向こうだよ」
 と、コヨーテは石畳がまばらに続く細道を指さす。石畳の反対側は草木がうっそうとしていて、誰も立ち寄らないため、ひっそりとしている。コヨーテはすぐ横の建物――歌ノ森図書館で借りた本を、この静かな場所まで読みにくることがあったが、誰かと遭遇するのはこれが初めてだった。
 しかも、イリはどちらかといえば大人しめのタイプの子で。生垣を超えてこんなところに現れるだなんて、よほどの事情があるのだろうと思われた。
 イリはこうしてコヨーテと言葉を交わしている間もそわそわと落ち着かない様子だった。周囲に視線を巡らせつつ、小声で「あのね……」と発音しかける。
「イリーッ!」
 聞こえてきた大声に、イリの肩が大きく跳ねた。物音を立てずにさっと植物の隙間に身を潜らせると、コヨーテですら一瞬どこへいったか分からなくなる。コヨーテにはよく利く鼻があるので、見失うことはなかったが。
 生垣の上から、バッと人影が躍り出る。イリが通ったのとまるで同じところから降ってきたのは、今度は少年だった。
 ふわりと銀色の三つ編みが舞い、コヨーテは強い既視感を覚える。つい先ほど見た光景と目の前の光景が重なる。
 それもそのはず、目の前に現れたのは、イリとよく似た容姿を持つ少年、イルだった。
 スカートを履いておしとやかにしていれば一卵性双生児と見間違うばかりの彼らだが、今のイルはズボンの裾を折って腕をまくり、動きやすいワイルドな格好をしていた。明らかに身体を動かすための装いである。
 イルは傍にいるコヨーテには目もくれず、何かを必死で探しているようだった。事情を知らないコヨーテでも、彼が探しているものは容易に想像がつく。コヨーテは「彼女」が隠れている茂みにはできるだけ視線を向けないよう気を付けながら、イルの顔をのぞき込む。
「どうしたの?」
「うわっ! ……と、あんたは確か、ツキとよく一緒にいる」
「つ、ツキ君は関係ないじゃない! ……そうよ、コヨーテよ」
「ちょうどいいところにいてくれた。この辺でイリを見なかったか?」
「イリちゃんを? 探してるの?」
 白々しくなってしまわないよう、コヨーテは持っていた本で口の半分を隠す。あまり演技には自信がない。
「ああ。どうしても今日中に見つけたいんだが……」
「それなら」
 コヨーテはすっと石畳の方に人差し指を向ける。
「あっちの方に」
「そうか、ありがとう!」
 イルはそう言うなり、石畳に添って全力で走り始めた。整備されていない石畳はデコボコしていたが、イルは器用に出っ張った石の上を飛び超えて、あっという間に図書館の入り口の方へと消えていった。
 コヨーテは鼻を小さく動かし、彼がすっかり行ってしまったことを確かめる。それでも念のため声を潜めながら、「行ったよ」と告げる。
 茂みががさごそと動いて、中からイリの銀色の髪が出てきた。
「ありがとう、コヨーテちゃん。……助けてもらっちゃって」
「気にしないで。それより、どうして逃げ回ってるの?」
「それは……」
 イリは言い淀んだが、コヨーテに一度助けてもらっている身。すぐに何かを決意したようにうなずき、コヨーテを手招きする。
 コヨーテは長いスカートの裾を持ち上げてイリの傍に屈み、顔を寄せる。
「実は……」
 コヨーテの耳にひそひそと紡がれる言葉。それを聞いて、コヨーテはふわりとほほ笑んだ。

 ひゅん、と春の風が頬をかすめていく。鼻に入り込んでくる花の香りを胸いっぱいに溜めて、コヨーテは風を切って走る。
 背中にはイリがしっかりとしがみついていて、コヨーテのこげ茶色の髪に顔を押し込んでいた。そうしないと風が強すぎて前を向いていられないのだ。
「ま、待てーッ! イリ、止まってくれー!!」
 後ろから追いかけてくるのは、イルの声。運動神経の良い彼でも、コヨーテの足の速さにはまるで敵わなかった。
 コヨーテは少し身を屈めて、バネのように身体を伸ばし、目の前の堀を軽々飛び越える。人間には少々骨の折れる幅のそれも、コヨーテの足ならばひとっとびだ。スカートの裾が風にさらわれてひらひらとはためき、コヨーテの細い足首を見え隠れさせる。
 2対1では不利と見て、イルの方も助っ人を頼んだのだが――頼んだ相手の相性が悪かっただろう。そこら辺を歩いているところを拉致られる形で連れ出されたツキ少年は、愛しい子の足チラを見てすっかりのぼせあがり、イルからさらに数十メートルほど離れたところで倒れていた。
 イルがツキを心配して振り返った隙に、コヨーテは近くの林にさっと身を隠してしまう。イルがそのことに気付いた頃にはもう遅い。
 コヨーテたちを完全に見失ってしまったイルは、遠回りして堀を渡り、あてずっぽうに茂みを掻き分けていた。
 太い枝の上にまたがり、イリとコヨーテは密かに目を合わせる。二人とも黙ったまま口元だけで笑い合い、そしてイリは深くうなずいた。
 枝に生えていた蕾を、コヨーテがわざと落とし、幹を打つ小さな音が鳴る。その音をしっかりと拾い、イルはすぐにコヨーテたちのいる木に駆け寄ってきた。
 イルが真下にやってきたその瞬間、イリは木の枝からバッと飛び降りる。
「イル!」
 イリの声に、イルは勢いよく顔を上げ、見開かれた赤い瞳に、イリが映りこむ。風圧で掻き分けられた前髪から、イリの満面の笑みがのぞいていた。
 イルは声もなく驚いて、反射的にイリを抱きかかえる。イリの身体はイルの腕の中へと正確に着地し、イルは何とかその場に踏ん張った。ちょうどお姫様抱っこみたいな形になる。
「あのね、イル!」
 イリはイルの肩に手を置き、息を切らせて大急ぎで言う。
「誕生日おめでとう!」
 その言葉に、イルの目はこれ以上ないほど開かれて、頬が瞳の色味負けないくらい赤々と染まっていく。イリの頬にもその赤が移って、薄く色づいていた。
 イリは驚くイルを満足げに眺めて、イルの頭を抱きしめる。
「ふふふ、今年こそは先に言えたわ! イルったら、いつも一番にわたしの誕生日の方を祝ってしまうんだもの!
 わたしだって真っ先にイルの誕生日を祝いたいの! わたしだってイルのことが大切で大好きなんだもの!」
 イリはイルの肩をぎゅうと抱きしめ、何度も何度も「おめでとう!」を送る。イルは感情のキャパシティがオーバーしてしまって、口をパクパクさせていた。
 でも彼がとても喜んでいることは、傍目にもよく分かる。イルは目に涙をにじませて、真っ赤になって、それでもふにゃふにゃになった顔で笑っていた。
 コヨーテは枝の上から、二人の誕生日を見守っていた。あいにく、プレゼントは用意できていないけれど――せめてもの祝福に、枝を揺らして紙吹雪がわりの葉っぱの吹雪を二人に贈った。


おわり
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